【野球】OPSに盗塁要素を取り入れた新しい指標を考えた
どうも野球がちょっと好きな超ふわふわ子です😎
たまに思うのですがOPSってホームランは少ないけど足で稼ぐタイプの選手は不利ですよね😓(イチローとか)
ということでOPSに盗塁の要素を取り入れた指標を考えました🕺
- OPSの計算方法
- 長打率の計算方法
- 出塁率の計算方法
- 長打率に盗塁要素を加えた計算方法(α)
- 出塁率に盗塁要素を加えた計算方法(β)
- そしてこのαとβを足し合わせておしまい
- この新しい指標の名称
- 得点との相関関係
- 実際に選手で算出してみた
- おしまい
- PS
まずOPSについておさらいします
OPSの計算方法
長打率の計算方法
- 長打率=塁打数÷打数
出塁率の計算方法
こうですよね
長打率に盗塁要素を加えた計算方法(α)
- α=(塁打数+盗塁数-盗塁死)÷打数
なぜ+盗塁-盗塁死なのか?
単打を打ったとして
出塁率に盗塁要素を加えた計算方法(β)
なぜ-盗塁死なのか?
出塁したとして
- 盗塁を成功させても出塁には関係がありません
- 盗塁が失敗に終われば実質的にその出塁自体がなかったことになります(実質的な出塁率が下がる)
そしてこのαとβを足し合わせておしまい
- 新指標=α+β
この新しい指標の名称
On-base Plus Sluggingの略称でOPSなのでそこに盗塁(Stealing)でOPSSと名付けますね🤗
得点との相関関係
2018年シーズンの12球団のチーム成績から相関関係を調べました👨🏼🔬
[OPSSと得点の相関係数]だけを調べてもアレなので比較対象として[OPSと得点の相関係数]も計算しました
チームOPSチーム得点の相関係数
セリーグ6球団:0.867
パリーグ6球団:0.981
セ・パ12球団:0.969
チームOPSSとチーム得点の相関係数
セリーグ6球団:0.870
パリーグ6球団:0.978
セ・パ12球団:0.967
という結果が出ました💻
計算するのにめちゃくそ時間がかかりました😵😵😵
エクセルとか使いこなせればもっと早く出来たのかもしれませんがノースキル雑魚🤪なので5時間以上計算しました🤯
セリーグのOPS、OPSS共に相関係数が低くてビビりました😠
OPSSから計算始めたら0.900下回ってたので「あ、この指標使えねえわ😭」と一瞬途方に暮れましたよ😒
OPSとの相関係数も調べたら0.867だったので一安心しました
しかしOPSの相関係数の方が少しだけ高いのでわざわざこの指標を見る必要があるのか微妙ですが。。。
四捨五入してるので少し差があるように感じますが12球団のOPS、OPSSの相関係数の差は0.0015です😠(ちっぽけなプライド)
ほぼ誤差のようなものだと思います
シーズンやMLBではOPSSの方が上回ることもあるかもしれません
てか実際セリーグでは上回ってます😠
実際に選手で算出してみた
では実際にOPSSを出してみましょうという話です
選手の選択はセパのOPS最強打者二人とパリーグの盗塁ランキング上位で打撃も良さげな選手(主観)を一人ピックアップしました
今季の個人成績をNPB公式サイトから引っ張ってきました
柳田悠岐(ソフトバンク)
打数475
安打167
塁打314
盗塁21
盗塁死7
四球62
死球8
犠飛5
OPS1.013
OPSS1.112
丸佳浩(広島)
打数432
安打132
塁打271
盗塁10
盗塁死10
四球130
死球3
犠飛1
OPS1.095
OPSS1.078
中村奨吾(ロッテ)
打数552
安打157
塁打217
盗塁39
盗塁死15
四球60
死球22
犠飛5
OPS.767
OPSS.787
柳田やべーわ
おしまい
たまたま思い付きで始めたことにかなりの時間を費やしましたが、そこそこな相関係数が出て嬉しかったです(小学生並みの感想)
OPSは長打率と出塁率を足すだけというお手軽さで相関係数が0.950というめちゃくそ高い相関関係を持っています
わざわざOPSSなんてめんどくさい計算をしなくても良いような気はします
それにセイバーメトリクスの本場アメリカではもっと使える指標を編み出しています(多分)
もっと言えばOPSSなんて既に誰かが(特にアメリカのプロ)思いついていたかもしれません(採用するかは別として)😭
しかし!OPSに盗塁の要素を組み込んで相関関係を落とさないようにすることができたのがとてもハッピーです🤗
PS
日シリも見ずにデータカタカタ、パソコンカタカタしてました
やっぱデータ厨って糞だわ